愛媛県への移住はどこがおすすめ?エリアを目的別にまとめました!
2026.01.28
2026.01.28

「愛媛県への移住はどこがおすすめなの?」
「自分たちに合うエリアはどこかな?」
愛媛県への移住を検討している方へ。
この記事を書いている筆者は、本サイト「イエタッタ愛媛」で家づくりや地域の魅力について発信している専門ライターです。
愛媛県は、同じ県内でもエリアによって暮らしがまったく別物です。
「都会寄り」で便利に暮らせる場所もあれば、「本気の田舎暮らし」が前提の場所もあります。
この記事では、愛媛県のおすすめ移住先を、暮らし方別に整理しました。
さらに、移住後の満足度を左右しやすい「住まいの考え方」までセットでまとめています。
本記事ではこういった生活のリアルまで落とし込んでいるので、読んでいただければ、移住を憧れで終わらせず、イメージして絞り込みやすくなるはずです。
「移住してから後悔したくない」
「家のことまで含めて暮らしを組み立てたい」
そんな人は、このまま読み進めてみてください。
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目次

愛媛県は首都圏と比較して、自然の多さや家賃・物価の安さなど多くの魅力があります。
しかし、それだけで移住先を決めてしまうのは少し危険です。というのも、愛媛県はエリアごとに暮らしの前提条件が大きく異なるからです。
例えば以下のように、エリアによって暮らし方は大きく変わります。
また、移住後の満足度を左右するのは「街の雰囲気」だけでなく、賃貸に住むのか、家を建てるのか、土地を探して家づくりをするのか、といった住まいの選び方も関わってきます。
そこで次の項目からは、愛媛県内のおすすめエリアを暮らし方別に整理し、さらに各エリアごとに「住まいの考え方」まで踏み込んで解説していきます。

松山市は、愛媛県の県庁所在地で、人口は約50万人。
参考:松山市公式サイト 人口
四国の中でも最大規模を誇る都市で、「地方に移住したいけれど、生活の不便さは避けたい」という人にとって、候補に挙がりやすいエリアです。
日本最古といわれる道後温泉や、江戸時代に建造された松山城など、歴史や文化が色濃く残る一方で、市内にはデパートや大型ショッピングモール、スーパー、病院が数多くそろっています。
そのため、日常の買い物や通院などで困る場面は少なく、「田舎らしさ」と「都会の便利さ」をバランスよく感じられる街と言えるでしょう。
交通利便性も、地方都市としては高め。
松山空港までは市内中心部から車で20分程度。飛行機を利用すれば、東京(羽田)まで約90分、伊丹空港まで約50分、福岡までは約45分でアクセスできます。
また、特急列車で岡山駅まで移動し、新幹線に乗り換えれば、名古屋・京都・大阪・広島といった主要都市へもスムーズ。
フェリーや高速バスなどの移動手段もあり、県外との行き来が多い人にとっても現実的な立地です。
【住まいの考え方】
松山市は、賃貸物件の選択肢が多く、移住初期は「まず借りて住む」という選択がしやすいエリアです。
駅周辺や市街地であれば、車を持たずに生活することも可能でしょう。
一方で、少し郊外に目を向けると、戸建て住宅用の土地や平屋向きの敷地も見つけやすくなります。
そのため、移住当初は賃貸、生活に慣れてから土地を探して家を建てる、といった段階的な住まい選びもしやすいのが松山市の特徴です。
ただし、郊外エリアでの暮らしを考える場合は、車があったほうが生活の自由度は高くなります。
【こんな人におすすめ】
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松前町(まさきちょう)は、約3万人が暮らすコンパクトな町。
参考:松前町公式サイト
県内で最も面積が小さい自治体でもありますが、その分、暮らしに必要な機能がギュッとまとまっているのが特徴です。
町内には商業施設や工業団地が立地し、麦などの農業も盛ん。小さな町ながら、農業・工業・商業のバランスが取れた地域として成り立っています。
また、水資源に恵まれており、町内には親水公園が約3か所ほど整備されています。
生活環境の面では、町の西側に大型ショッピングセンターがあり、映画館やフードコート、各種専門店も利用可能。
町内にも大型商業施設がそろっているため、買い物や外食で困る場面は少なく、日常生活は町内で完結しやすいでしょう。
医療・教育環境も比較的充実しています。総合病院が約2院、一般診療所が約20院あり、保育園約5園、幼稚園約2園、小学校・中学校がそれぞれ約3校、高校まで整備されています。
コンパクトな町ながら、子育て世帯にも安心感のある環境が整っています。
交通面では松山市に隣接していることが最大の強み。松山市まで移動すれば、都市部の機能をそのまま使えるため、不便さを感じにくい立地です。
空港も近く、鉄道やバスといった公共交通機関の利便性も高いため、通勤・通学や県外移動にも対応しやすい町と言えます。
【住まいの考え方】
松前町は、松山市に比べて土地価格がやや抑えられる傾向があり、戸建て住宅を検討しやすいエリアです。
町の規模が小さいため生活圏がコンパクトで、車移動を前提にすると暮らしやすいのが特徴。
松山市中心部ほど賃貸物件の数は多くありませんが、「松山市で働きながら落ち着いた環境で暮らしたい」という人にとっては、松山市のベッドタウンとして現実的な選択肢になります。
【こんな人におすすめ】
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東温市(とうおんし)は、人口約3万人が暮らす松山市近郊のまち。
参考:東温市公式サイト 人口
豊かな自然環境に恵まれつつ、松山市からも近いため、「自然も利便性もどちらも大切にしたい」という人にぴったりです。
実際に、以下のような評価実績もあります。
・2020年版「住みたい田舎ベストランキング」四国エリア2位
参考:東温市移住・定住支援ポータルサイト 祝!「住みたい田舎ランキング」で東温市が四国エリア第2位に選ばれました!
・「住みよさランキング2021」愛媛県内3位
参考:いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021 自治体ランキング<愛媛県版>
生活環境を見てみると、幹線道路沿いに「クール・スモール」や「フジグラン重信」といったショッピングセンターが立地しています。
車があれば日常の買い物はもちろん、衣料品や外食まで一通りそろえることができ、郊外型ながら不便さを感じにくい環境です。
医療体制も充実しています。愛媛大学医学部附属病院をはじめ、総合病院が約4院、一般診療所が約24院あり、万が一のときも安心感があります。
教育環境も、保育園・幼稚園が約16園、小学校が約7校、中学校が約2校、高校が約3校と整っており、子どもの成長に合わせて住み続けやすいまちと言えるでしょう。
交通面では、市内の中心を伊予鉄道横河原線が通っており、松山市駅までは電車で約30分、バスでも約25分ほど。松山空港へも、松山市駅で乗り換えれば約50分程度でアクセスできます。
毎日の通勤・通学はもちろん、県外への移動もしやすい立地です。
【住まいの考え方】
東温市は、戸建て住宅や平屋との相性が良いエリアです。
松山市中心部に比べると土地にゆとりがあり、比較的落ち着いた住宅地が多いため、将来的に家を建てたい人にとって現実的な選択肢になります。
一方で、駅周辺や市街地の利便性を重視する場合は、エリア選びが重要。
基本的には、車の所有を前提として生活動線を考えることが、快適に暮らすポイントです。
【こんな人におすすめ】
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西条市は、愛媛県東部に位置する人口約10万人の都市です。
参考:西条市公式サイト 人口
西日本最高峰の「石鎚山」と瀬戸内海に囲まれた自然豊かな環境を持ちつつ、地方都市としての生活機能も整っているのが特徴です。
また、西条市は豊富で良質な湧き水に恵まれており、その水資源を活かした農業も盛ん。
自然とともに暮らしながら、食や生活の安心感を得やすい地域と言えるでしょう。
生活環境はコンパクトにまとまっており、商業施設や生活インフラが市内に分散しすぎていない点も魅力です。
市内にはコンビニが多く、ファミリーレストランも数店舗あり、日常の買い物や外食で困ることは少ないでしょう。
医療体制も、西条市が子育て世帯から評価されている理由のひとつです。
総合病院が約10院、一般診療所が約71院と、人口規模に対して医療機関が多く、万が一のときも安心感があります。
教育環境も整っており、小学校が約25校、中学校が約10校、高校が約5校と、進学先の選択肢が確保されています。
そのため、子どもの成長段階に応じて引っ越しを繰り返す必要が少ない点も、西条市ならではの強みです。
【住まいの考え方】
西条市は、戸建て住宅との相性が良いエリアです。
市街地から少し離れるだけで、ゆとりのある土地を比較的現実的な価格で検討でき、庭付き住宅や駐車場付きの住まいも選択しやすくなります。
生活圏がコンパクトなため、車を使った移動が基本になりますが、通勤・買い物・通院・子どもの送迎、といった日常動線を組み立てやすく、家族単位での暮らしに向いた住環境と言えるでしょう。
【こんな人におすすめ】
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今治市は、人口約14.6万人が暮らす愛媛県東部の中核都市。
参考:今治市公式サイト 人口
タオル産業や造船業が盛んなことで知られており、愛媛県内でも産業基盤がしっかりした街です。
江戸時代には今治城の城下町として発展してきた背景があり、現在も市内には歴史的な街並みが残っています。
また、瀬戸内海のほぼ中央に位置し、本州と四国、さらには多くの島々を橋で結ぶ立地も今治市ならではの特徴です。
特に有名なのが「しまなみ海道」。自転車や徒歩でも通行できるため、全国からサイクリストが訪れる観光資源となっており、自然・観光・日常生活が共存する環境が整っています。
生活環境の面では、利便性の高い松山市・西条市・東温市と隣接している点が強み。
日常生活に必要な施設は市内でそろいつつ、必要に応じて周辺都市の機能も活用できるため、生活の選択肢が広いエリアと言えます。
医療体制・子育て環境も充実しています。
病院は約30院、一般診療所は約95院と数が多く、子どもの急な体調不良時にも対応しやすい環境。
保育園・幼稚園が約26園、小学校が約26校、中学校が約15校、高校が約10校と、教育機関も幅広く整っており、長期的な子育てを見据えやすいまちです。
交通利便性も、今治市の大きな魅力のひとつ。
愛媛県の玄関口として、広島県尾道市や呉市方面と島々を橋で結んでおり、車移動の自由度が高いのが特徴です。
JR特急を利用すれば松山駅〜今治駅は約40分。松山空港からJR今治駅へも約1時間ほどでアクセスできます。
さらに高速バスも運行しており、東京・大阪・神戸・広島・福岡など、県外主要都市への移動手段が複数確保されている点は、仕事や帰省が多い人にとって安心材料になるでしょう。
【住まいの考え方】
今治市は、市街地と郊外で住環境が大きく異なるエリアです。
市街地では生活利便性を重視した暮らしがしやすく、郊外に出ると、ゆとりある敷地で戸建て・平屋を検討しやすくなります。
土地価格もエリアによって幅があるため、通勤・通学、医療・教育施設との距離、車移動を前提とした生活を意識しながら、エリア選びを丁寧に行うことが重要です。
基本的には車中心の生活になりますが、その分、行動範囲は広くなります。
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宇和島市は、約7万人が暮らす愛媛県南予エリアの中心的なまち。
参考:宇和島市公式サイト 人口
山と海に囲まれた自然豊かな環境が大きな特徴です。
年間を通して気候は比較的温暖で過ごしやすく、柑橘類をはじめ、真珠や真鯛の生産量は全国トップクラス。自然の恵みを身近に感じながら暮らせる点は、宇和島市ならではの魅力です。
一方で、これまで紹介してきた松山市・東温市・西条市などと比べると、利便性の面では不便さを感じる場面もあるのが正直なところ。
ただ、その分自然に囲まれた環境で子育てをしたい家庭にとっては、魅力的な選択肢になります。
生活環境は、市の中心部には商店街があり、国道沿いには大型店舗も並んでいます。日常の買い物は比較的便利で、地方都市としては生活しやすい環境が整っています。
医療体制も充実しており、市内には約100か所以上の病院・医院・歯科医院があります。子育て世帯にとって安心感のある街と言えるでしょう。
教育環境としては、保育園・幼稚園が約29園、小学校が約30校、中学校が約7校、高校が約6校と、進学先の選択肢も確保されており、子どもの成長段階に合わせて住み続けやすい環境が整っています。
交通面では、松山市から車や電車で約1時間30分ほど。そのため、松山空港を利用する場合は、移動時間として約4時間前後を見込んでおく必要があります。
頻繁に県外へ移動する人にとっては注意点ですが、日常生活を宇和島市内で完結させる前提であれば、大きな問題になりにくいでしょう。
【住まいの考え方】
宇和島市は、土地価格が比較的抑えられており、広い敷地を確保しやすいエリアです。
庭付き住宅や平屋など、ゆとりある住まいを前提とした暮らしと相性が良く、自然に近い環境で子どもを育てたい家庭に向いています。
一方で、車がなければ生活が成り立ちにくいため、車前提の生活設計は必須。
利便性よりも、住環境や自然との距離感を重視してエリアを選ぶことが、満足度を高めるポイントです。
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内子町は、人口約1.4万人が暮らす南予エリアの小さな町。
参考:内子町公式サイト 人口
豊かな自然環境と、江戸から明治期にかけて栄えた歴史的な町並みが今も大切に残されているのも特徴の一つです。
白壁の建物が並ぶ保存地区をはじめ、町全体に落ち着いた雰囲気があり、移住者の多くは、内子町の歴史・文化・自然が身近にある暮らしに魅力を感じています。
近年は若い世代の移住者も増えており、古民家を活用したゲストハウス、パン屋・ケーキ屋などの個人店、農業や地域資源を活かした仕事など、新しいことに挑戦する場として内子町を選ぶ人も。
暮らしそのものをつくっていく感覚を楽しめる町と言えるでしょう。
生活環境については、町内にコンビニやスーパーが数店舗あり、日常の買い物は最低限カバーできます。
医療機関は病院が約1か所、診療所が約11か所。
教育環境は、保育園・幼稚園が約7園、小・中学校が約11校と、都市部と比べると選択肢は限られます。
交通利便性の面では、正直に言って便利とは言い難いかもしれません。
JRを利用すると松山駅まで約1時間10分、バスでも松山市まで約1時間ほど。
車の場合は、町内のインターチェンジまで約30分でアクセスできますが、車がなければ日常生活は成り立ちにくいエリアです。
【住まいの考え方】
内子町での住まいは、空き家や古民家を活用するのがおすすめ。
新築用の分譲地は多くなく、物件探しには時間と情報収集が欠かせません。
その分、古民家をリノベーションして住む、住まいと仕事(店舗・工房)を兼ねる、広い敷地で自然と共に暮らすといった、内子町ならではの住まい方が実現しやすいのも特徴です。
また、生活圏が広く、移動はほぼ車前提となるため、住まい探しの際は「買い物・学校・医療機関までの距離」をしっかり確認しておくことが重要です。
【こんな人におすすめ】
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松野町は、宇和島市と高知県に接する人口約3,000人の小さな里山の町。
参考:松野町公式サイト 人口
町内の約84%を山林原野が占めており、わずかな耕地や宅地は、四万十川の支流沿いに点在しています。
いわゆる「田舎」ではありますが、その中でも松野町はかなり自然寄りで静かな環境に分類されるエリアです。
足摺宇和海国立公園に含まれる渓谷では、キャニオニングなどのリバースポーツも楽しめ、日常のすぐそばに手つかずの自然がある暮らしが実現できます。
こうした環境に魅力を感じて、便利さよりも自然の中での暮らしを選びたいという移住者が少しずつ増えている町でもあります。
生活環境については、正直に言って最低限です。
町内にはAコープや「道の駅 虹の森公園まつの」があり、日用品や食料品の購入は可能ですが、大型ショッピングセンターはなく、コンビニも多くはありません。
一方で、農業が盛んな地域でもあるため、地元産の野菜や食材を比較的安価に手に入れられるというメリットもあります。
交通利便性も決して高くありません。
松山市街地から松野町までは車で約1時間30分。最寄りの主要駅は隣町の宇和島駅で、松山〜宇和島駅まで特急で約1時間30分、そこからバスで松野町方面へ約50分かかります。
車がなければ生活は成り立たないと考えておいたほうがよいでしょう。
「選択肢は少ないが、工夫すれば暮らせる」
それが松野町のリアルな暮らしになると思います。
【住まいの考え方】
松野町での住まいなら、空き家の活用もおすすめ。
住まい探し=地域との関わりを持ちながら進める、という感覚です。
土地価格は比較的抑えられていますが、インフラ状況、周辺環境、生活動線は物件ごとに大きく異なるため、事前の現地確認は必須。
また、冬場や雨天時の移動、買い物ルートなども含めて、「暮らし続けられるか」を具体的にイメージすることが重要です。
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伊予市は、愛媛県の中央部に位置し、四国山地と瀬戸内海の両方に面した人口約3.5万人のまち。
参考:伊予市公式サイト 人口
山の幸・海の幸のどちらにも恵まれた、「食の豊かさ」を日常で感じられる環境が魅力です。
気候は年間を通して温暖で、時間の流れもどこか穏やか。田舎らしさはありつつも、過度に不便すぎない点が、伊予市の特徴と言えるでしょう。
地域振興にも力を入れており、温州みかん、ビワ、キウイフルーツといった果物から、レタスなどの野菜まで特産品は多彩。
漁業も盛んで、地元の食材を身近に楽しめる暮らしが実現します。
また、天然温泉や伊予岡古墳群、「ふたみシーサイド公園」など観光資源も豊富。
生活環境は、市街地と郊外で印象が分かれます。
市街地周辺にはスーパーやドラッグストア、医療機関などが集まっており、日常生活は比較的コンパクトに完結させることが可能です。
一方、郊外エリアに出ると自然が一気に近くなり、静かな環境でのびのび暮らしたい人には向いていますが、車は必須になります。
交通面では、松山市へのアクセスが現実的な距離感なのがポイント。車なら松山市方面へ通勤することもできるため、 「完全に都市と切り離された田舎」ではありません。
日常は伊予市で落ち着いて暮らし、必要に応じて松山市の都市機能を使うといった、二層構えの生活スタイルも取りやすいエリアです。
【住まいの考え方】
伊予市は、戸建て住宅や平屋を検討しやすいエリアです。
土地価格は松山市中心部より抑えめで、庭付き住宅やゆとりある敷地も視野に入ります。
新築だけでなく、中古住宅や空き家も選択肢に入るため、市街地寄りで利便性を取るか、郊外で自然重視にするか、といったエリア選びが満足度を左右します。
【こんな人におすすめ】
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大洲市(おおずし)は、愛媛県南予エリアに位置する城下町で、人口は約4万人。
参考:大洲市公式サイト 人口
肱川(ひじかわ)沿いに広がるまちで、大洲城を中心とした歴史的な町並みが今も残されています。
内子町と同じく歴史や文化を大切にしている地域ですが、大洲市は田舎すぎず、比較的生活がしやすいエリア。
市内には行政機関や医療機関、商業施設が一定数集まっており、南予エリアの生活拠点としての役割も担っています。
自然や歴史に囲まれた暮らしを楽しみつつ、日常生活で過度な不便さを感じにくいのが大洲市の魅力です。
また、大洲市は近年、空き家活用や移住促進にも力を入れており、古民家を活かしたカフェや宿泊施設、地域に根ざした小さな商いなど、移住者が新しい暮らし方に挑戦しやすい土壌も整いつつあります。
生活環境は、市街地と郊外で性格がはっきり分かれます。
市街地エリアでは、スーパー・病院・学校などがまとまっており、日常生活は比較的コンパクトに完結します。
一方で、郊外に出ると自然が一気に近くなり、静かな環境でゆったり暮らしたい人には魅力的ですが、車は必須です。
交通面では、松山市まで車で約1時間前後。
毎日の通勤にはやや距離がありますが、頻繁にではなければ、都市部にもアクセスできる距離感と考えると現実的です。
【住まいの考え方】
大洲市の住まい探しは、古民家・中古住宅・新築用地の選択肢が比較的そろっているのが特徴です。
など、ライフスタイルに合わせた住まい方を選びやすいエリアと言えます。
土地価格も比較的抑えめで、庭付き住宅や、将来を見据えた平屋暮らしを現実的に検討できる点は、大きな魅力です。
【こんな人におすすめ】
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砥部町(とべちょう)は、松山市に隣接する人口約2万人の町。
参考:砥部町公式サイト
松山市のベッドタウンとしての顔を持ちながら、のどかな焼き物の里としての文化も残るエリアです。
町内には現在も約80を超える窯元が点在し、「砥部焼」の産地として全国的にも知られています。
一方で、生活圏としては松山市と密接につながっており、都会の利便性を取り込みつつ、落ち着いた環境で暮らせるのが砥部町の魅力です。
また、「とべ動物園」や、自然に囲まれた「えひめこどもの城」、愛媛FCのホームグラウンドである「ニンジニアスタジアム」など、大型レジャー施設が集まっているのも特徴。
生活環境としては、スーパーやドラッグストアがそろっており、日常の買い物で不自由はしにくいでしょう。
医療面では、病院・診療所を合わせて約15院。
教育環境も、幼稚園・保育園が約4園、小学校が約4校、中学校が約1校、高校が約1校と、コンパクトながら一通り整っています。
交通面では、松山市街地の駅からバスで約40分。バスは30分に1本程度運行しており、公共交通機関も一定程度利用できます。
また、国道や高速道路へのアクセスが良く、車があれば愛媛県内の主要都市へ短時間で移動可能。
日常は町内で完結しつつ、必要に応じて広域移動もしやすい立地です。
【住まいの考え方】
砥部町は、戸建て住宅を前提とした暮らしと相性の良いエリアです。
松山市中心部に比べて土地価格が抑えられる傾向があり、郊外型の住宅地では、庭付き住宅や平屋も現実的な選択肢になります。
一方で、松山市までの距離が近いため、松山市で働き砥部町で暮らすという生活スタイルを選ぶ人も多く、松山市近郊で家を持ちたい層にとってバランスの良い町と言えるでしょう。
【こんな人におすすめ】
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新居浜市(にいはまし)は、人口約11万人が暮らす愛媛県東部の地方都市。
参考:新居浜市公式サイト 人口
北は瀬戸内海、南は四国山地に囲まれ、自然を感じながらも、都会すぎず田舎すぎない、ちょうどいい規模感のまちです。
市内には公園も多く、子どもがのびのび遊べる環境が整っていることから、近年は子育てしやすいまちとしても注目されています。
生活環境の中心となるのが「イオンモール新居浜」。日常の買い物はここでほぼ完結しますが、百貨店や大規模な繁華街は少なめです。
遊園地や大型レジャー施設も多くはありませんが、その分、落ち着いた日常を送りやすいのが新居浜市の特徴です。
一方で、生活インフラはしっかり整っています。
スーパー・コンビニ・ドラッグストアがそろい、医療機関も病院が約12院、一般診療所が約71院と充実。
「地方都市としての安心感」は、新居浜市の大きな強みと言えるでしょう。
教育・子育て環境も申し分ありません。保育園・幼稚園が約34園、小・中・高校を合わせて約35校あり、子どもの成長に合わせて住み続けやすい環境が整っています。
交通面では、松山空港まで車で約1時間20分、JRで松山駅まで約1時間。
毎日の通勤というよりは、週末や必要なタイミングで都市部へアクセスする距離感です。
【住まいの考え方】
新居浜市は、市街地型の戸建て住宅と相性が良いエリアです。
生活施設がまとまっているため、住むエリアを選べば移動距離を抑えた暮らしが可能になります。
土地価格は比較的安定しており、戸建て住宅、駐車場付きの住まい、子育てを前提とした住宅といった選択肢を、現実的な予算感で検討しやすいのも特徴です。
基本的には車移動が前提になりますが、その分、日常生活で大きな不便を感じにくいまちです。
【こんな人におすすめ】
新居浜市の土地価格はこちら
⇒土地代データ|新居浜市
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愛媛県の代表的な移住支援制度・補助金はこちらです。
移住支援金
愛媛県では、東京23区(在住者又は通勤者)から愛媛県内の7市(今治市、宇和島市、新居浜市、西条市、大洲市、四国中央市、西予市)のいずれかに移住し、次の1から5のいずれかを満たす方に、移住先の市(または居住する市)から移住支援金を支給する事業を実施しています。
補助金額は以下のとおり。
単身:最大60万円/世帯:最大100万円
詳細は以下のPDFからご覧ください。
その他は各自治体で支援制度・補助金が異なります。非常に充実した内容なので、以下から気になる市町のものをチェックしてみましょう。

愛媛県への移住で失敗しないためには、 「理想のイメージ」だけでなく 「日常生活がどう回るか」を確認しておくことが大切です。
エリアによって暮らしの密度が異なるため、 以下の2つを押さえておくと、移住後のギャップを減らせるでしょう。
愛媛移住のメリット・デメリットや、上記のポイントは以下の記事で詳しく解説しています。
愛媛県への移住はどう?メリット・デメリットや仕事・支援制度など徹底解説
愛媛県は、自然・気候の穏やかさ・家賃や物価の抑えやすさなど、移住先として魅力の多い地域です。
ただし「愛媛ならどこでも同じ」ではなく、エリアごとに暮らしの前提が異なります。
だからこそ、移住先は県全体でざっくり決めるのではなく、自分たちの暮らし方に合わせてエリアを選ぶのがおすすめです。
本記事で紹介した「暮らし方別」のおすすめエリア
愛媛県には移住支援金や住宅関連の補助などがありますが、支援内容・対象条件は市町によって変わります。
気になるエリアが絞れたら、自治体ごとの制度ページもあわせて確認しておきましょう。
移住でズレが出やすいのは「街の雰囲気」よりも「日常の回り方」です。最低限、次の2つは押さえておくのがおすすめです。
移住のメリット・デメリット、注意点の深掘りは以下の記事で詳しくまとめています。
愛媛県への移住はどう?メリット・デメリットや仕事・支援制度など徹底解説
もし移住先で家づくりも検討するようでしたら、イエタッタ愛媛もぜひご利用ください!